2018年02月13日

こんにちは!ねころびオーナーのしんじです。

ねころびは今日で10周年を迎えることができました!


最近はずっと、店長となったかがみんを始めとするスタッフにすっかりお店のことは頼りっきりですが、久しぶりに僕が改めてブログ(ポエム?)を書かせていただきたいと思います!


猫カフェをオープンした頃も、今も、同じように一応「永遠にお店を存続させる」前提で日々頑張っていますので、
「10年続けられるとは思ってなかった」
とは言わないですが、それでも周りの飲食店の移り変わりを見てると、1つのお店を10年続けるってなかなか出来ないことなんだということを(僕自身も飲食店を出してあっという間に潰れたので)身をもって感じます。


毎年毎年同じことを言ってるかもしれませんが、これもひとえにねころびを愛してくれている多くのお客様のおかげです。

いつも本当にありがとうございます!



一発目のブログってどんな記事だったんだろうと思って過去をさかのぼってみたら、2008年5月7日がこのブログの一番最初の記事でした。


Cat Cafe ねころび:ブログの更新再開のお知らせ - livedoor Blog(ブログ) : http://blog.nekorobi.jp/archives/50690.html


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以前のブログがどこでやってて、なぜ引越しをすることになったのか、思い出そうとしても全然思い出せません。

この頃はほんと怒涛の毎日で、やらないといけないことが山積みでしたし、いろんなトラブルもあったと思いますので、もうその頃の記憶があんまりないですね・・・笑



ただ、やっぱり今でも覚えてるのは、「いつか家庭を持ったら猫を飼う」という昔からの夢が、まさか猫カフェをオープンするという形で実現するとは思わず、毎日大変だけど楽しい日々だったということです。



オープンから2ヶ月は、ほんとどのくらいお客さん来るかわからないのと、お店もまだまだ未完成と思ってたので、僕は一日も休まず毎日オープン〜ラストで働いてました。


当時は、閉店後も今みたいに猫をみんなケージにいれずに出しっぱなしだったので、お店のバックルームに布団を一式置いておいて、オーナー特権として猫たちといっしょにお店のフロアで寝てました。

当時は猫アレルギーも出てなかったので・・・(泣)


で、朝スタッフに起こされてオープン準備をしてから、自宅もしくはタイムズスパ・レスタに風呂に入るために帰る、という日々でした。



毎日が「今日も頑張った!」っていう充実感に溢れてたなぁ・・・(遠い目)






今でも
「なんで猫カフェやろうと思ったの?」
って、いろんな人に聞かれるので、一言でいうと「猫好きだから」ということなんですけど、この機会に詳細に開業までのプロセスを書いてみようかと思います!



多分だいぶ長くなりますと思いますがよかったら読んでみてください。





・・・あれは忘れもしない、2007年の夏くらいのことです。

当時、ビッグバンド・ジャズが好きだった僕は、管楽器なんて触ったことさえなかったのに、グレン・ミラーにあこがれて、
「ちょっとトロンボーン始めてみたいなぁ」
くらいの軽い気持ちで、Mixiの「ビッグバンドやろうぜ」たしかそんな名前のコミュニティのオフ会に行ってみました。

結果的には基本楽器を演奏できる、少なくとも持ってる人の集まりだったので、僕はまあ続かなかったんですが、たまたま同世代の人と意気投合して、楽器は触れないけどたまに会って飲んだりするような感じになりました。


その秋、僕のお気に入りだった「東京ブラススタイル」っていうガールズジャズバンドが自由が丘のジャズフェスか何かでライブするということで、その友人達と観に行って、その帰りに軽くご飯食べてるときの話です。


「何か面白いお店をやりたいんだけど、料理はできないからレストラン以外で、いいアイデアないか」というテーマでみんなで話してて、
「看板猫みたいな猫がいっぱいいるカフェとかバーはどうか」
という話が出て、その場のメンバーはみんな猫好きだったので、
「それいいじゃん!」
と、盛り上がりました。


さっそくその場で「猫 喫茶店」とかで調べてみたら猫をフィーチャーしたお店が都内にもいくつかあることがわかりました。


僕の記憶では、当時都内だと、吉祥寺きゃりこ、町田ねこのみせ、西小山カールアップカフェ、場所は忘れたけど移転前のRien この4店舗くらいだったと思います。曖昧ですが。


さっそく次の日、その友人の一人と吉祥寺きゃりこと、町田ねこのみせに行ってみました。


僕自身が「猫が好きだけど一人暮らしでなかなか動物を飼うのが難しい環境」というまさに猫カフェのターゲット層だったので、自分がお客として行ってすごく楽しくて、

「こんな店が自分の家の近くとか、通勤ルートにあったら絶対に通うのに」

と感じたところと、

「こういうお店はまだあまり知られてないけど、知ったら通いたくなる僕みたいな人は世の中にまだまだいるに違いない」

と思ったのが、始まりでした。

もちろん自分自身がやってて楽しいだろうなと思ったのもあります。


ただ、全部ぶっちゃけると、きゃりこというだいぶイメージに近いお店がすでに存在していて、最初から猫カフェって差別化が難しいビジネスだからオンリーワンになりにくく、将来的にレッドオーシャンになるんじゃないかという不安もあって、結構迷いました。


最終的には、ネットビジネスみたいに最大手と対抗馬があれば、他が淘汰されるようなビジネスでもないし、
「マーケットが拡大していく過程においては、既存のものの類似ビジネスであったとしても、ある程度はパイを獲得できるだろう、例えきゃりこのパクリと言われようとも。」
と考えて、開業の準備を進めていきました。


当時、猫カフェもしくは猫喫茶というお店が日本でも数えるくらいしかなかったので、
全部回ろうと思って猫カフェ行脚しました。

といっても、名古屋なーごなーご、猫のまほう、大阪猫の時間、神戸Nyanny、奈良キャットテイル、他にもあったかもしれませんが、当時そのくらい少なかったので2,3日で回れました。


特に名古屋の猫のまほうについては、早くからフランチャイズ制度というものがありました。猫カフェのノウハウとブランドを提供するかわりにフランチャイズフィーを払うというものです。
当時猫カフェやるといってもノウハウも資格も何もない私にとって、これは一考の価値があると思って、フランチャイズの相談にいって説明を受けました。


スタッフも一時的に派遣してくれるというし、猫のまほうの1支店として東京で猫カフェをやるか、自分でゼロからやるか、本当に迷いました。


悩んだ末、最終的に出した結論として、
「このおじさんに偉そうに指図されるのは嫌だな」
と感じて、大変だけど自分でやることにしたのですが、この決断はほんと紙一重でした。


多分古くから猫カフェあちこち行ってる人には、猫のまほうがその後どうなったのか知ってると思いますし、なくなったお店のことを悪くいうのもよくないと思いますので詳しくは書きませんが、ほんと当時の自分の判断を褒めてあげたいと思っています。

もし興味があれば、うちよりも横浜の猫カフェれおんさんに行ってみると、面白い話が聞けるかもしれません。


あと、お店を作るのに神戸のNyannyはすごく参考になりました。
最初はお店にもっと、テーブルとか椅子とかこたつなんかも置こうと思ってたんですが、逆に何もない方が、移動して写真を撮ったり猫のおもちゃで遊んだりしやすいな、と感じてそれらを置くのをやめました。
当時のNyannyの店長さんにもいろいろ話を聞けて大変お世話になりました。

なので、ねころびは、吉祥寺きゃりこと神戸Nyannyのハイブリッドで作ったという印象が僕の中にあります。



で、その後、物件を自分で探し始めたんですが、やっぱり人が多いターミナル駅でやりたいと思って、渋谷、新宿、池袋、秋葉原に絞って物件を探しました。

そもそも猫カフェが認知されてないので、どういう商売をやるのかというのを大家さんに説明するのも大変だし、OKを出してくれる物件も非常に少なくて、物件探しは苦労しました。

しかしわりと早い段階で、小さなワンコインジムの居抜きという形で、今のねころびの物件が見つかり、その後他の都市もみたんですけどやっぱりコストパフォーマンス的に池袋かな、ということで、物件を契約して、開業の準備を進めていました。


当時は山手線沿線には猫カフェはまだなかったんですが、
ねころびももうすぐ開業が見えてきて、山手線最初のお店になるのかな、と思ってた1月25日に、秋葉原に猫カフェが誕生しました。
ねこJalalaさんです。一足先に10周年おめでとうございます!
https://ameblo.jp/nekojalala/entry-12347912916.html


さっそくお店に行って、「実は2月に池袋で猫カフェをオープンしようと思ってます」と、挨拶をして、それから秋葉原に行くときはたまに寄らせてもらってます。


その後、ねころびが2月13日にオープンすることになるんですが、
まさにまもなくオープンというところで町田のねこのみせのブログ
ネコキャバではない。 : http://nya-n.a-thera.jp/
で、池袋の、しかもねころびのすぐ近くに299という名前で、ねころびの3倍くらいの広さで3月にお店を出すということが書かれて、「終わった・・・」と思いました。


お互いにしらなかったから、299オーナーさんも、うちが高速道路側の窓のところに、
「2月13日猫カフェオープン!」
とかいって張り紙をしてたのを見て、「何ぃ!!」ってなったらしいんですが、当時のねこのみせの記事が見当たらないですね。今となってはいい笑い話になるかと。


あと、一つ思い出すエピソードとしては、
オープンしてからは、広告などは後回しにして猫を増やしたりお店のPOPを作ったりして、営業しつつお店としての完成度をあげていこうと思ってたので、
基本宣伝はせずにサイレントリリースしたつもりだったんですが、連日結構お客さんくるので、何を見てここを知ったのか聞いたら、2chを見てきたと言ってる人が多かったです。


あぁなるほどと思って、確か「猫カフェ総合スレ」みたいなスレタイだったと思うのですが、いい意見もクレームもどんどん吸い上げようと必死だったので、堂々と「ねころび店長」としてスレに降臨して匿名の人とやり取りしてました。
あれでわりと擁護派が増えたんじゃないかなと思います。
しかしその後は、2ch見てもちょっとメンタルヘルスによくないと思って、あまり2chは見ないようになりました。


あとは、その後、きゃりこさんが新宿店を出したり、その他いろんなお店が出来て、2008年はまさに猫カフェが一気に増えて、ブームを巻き起こしたと思います。



連日いろんなメディアの取材が来たりして、1年目はほんとてんやわんやの日々だったように思います。


トラブルもいろいろあったけど、初年度から売上だけは立ってて、黒字が続いてたので、お金に関してはそんなに心配やトラブルがなかったのが良かったと思います。


多分そのせいで見積もりが甘くなって、5年後に四季菜食堂というレストランを開業して大失敗するわけですけど・・・




長々と書きましたが、だいたいねころびの黎明期はこんな感じでスタートしました。
そこから10年、なんとかやってこれたのも、今これを読んでくださってる皆様のおかげと思っています。
改めてありがとうございます!




10年経って、今では猫カフェ業界もすっかりレッドオーシャンになってしまって、結構どこのお店もかなり苦しい時期を過ごしてるんじゃないかと思いますが、
20年とは言わず、来年また11周年をお祝いしていただけるように頑張っていきたいと思いますので、今後とも宜しくお願いします。



あと、余談ですが、これまでに書いたきゃりこ、ねこのみせ(299)、秋葉原Jalala、横浜れおん、また、書いてないですがCateriam、猫家、猫まるカフェのオーナーさんたちとは結構仲良くて、たまに(といっても年に1回くらいですけど)猫カフェサミット的な感じで飲みに行ったりしてます。もし他のお店に行く機会があれば、僕がこんな記事を書いて宜しく言ってたと伝えてもらえればと思います!


ねころびオーナー: しんじ

catcafenekorobi at 10:00スタッフ日記  
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